スペースシャトル:アンテナ固定ボルトに20年来の不具合 [毎日]

米航空宇宙局(NASA)は18日、スペースシャトルアトランティス」(乗員6人)の通信アンテナ固定ボルトを取り替えると発表した。振動で脱落する可能性が否定できないため。作業は27日(日本時間28日)に予定される打ち上げ前に完了する見込みで、スケジュールへの影響はないと説明している。発射台上でこの種の作業が行われるのは極めて異例。

問題のボルトは、地上との通信用の「Kuバンド・アンテナ」を機体に固定する4本のうち2本で、長さが設計値より短い。20年以上前のシャトル製造時の不具合だという。取り替えはケネディ宇宙センターフロリダ州)の発射台上で行う。

他のシャトルでは問題のボルトは取替え済みだが、アトランティスは2日に行われた発射台への移動前に作業が完了できなかった。

念には念を、という事でしょうね。