2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ついにお目見え! 記者会見した「はやぶさ2」の國中均プロジェクトマネージャは、「機体の開発には苦労もあったが、自信作を完成させることができた。宇宙の現場は決して甘くないが、プロジェクトのみんなで力を合わせて新たな航海へ向かいたい」と話してい…
本日の「はやぶさ2」機体公開に合わせ記者説明会が開かれました。今回もNVSさんの中継から起こさせて頂きました。ありがとうございます。ライブから書き起こしたので、詳細や誤字脱字など、後ほど改めて清書できればと思います。 以下敬称略。 はやぶさ2プロ…
要ログイン記事。 今回、欧州に出しているギアナ打ち上げのソユーズが打ち上げに失敗したことは、ロシア宇宙開発における現場の技術力衰退が、品質に一層の気をつかわねばならぬ輸出の分野にまで及んできたことを示唆する。 そうなんですよね。1回や2回なら…
来年夏から長期滞在を開始する油井さんのページが出来ていました。いやあ、いよいよという感じがしてきました!
新たな観測データが公開されています。
イトカワの観測データを分析した論文で。 地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」に到達した日本の探査機「はやぶさ」は、小惑星の成分を上空から観測機器を使って調べ、その論文は8年前、アメリカの科学雑誌「サイエンス」に掲載されました。 ところが…
4つ選ばれたうち、1つは有償打ち上げ。
日本航空株式会社(以下「JAL」)と三菱航空機株式会社(以下「三菱航空機」)は、JALグループの次世代リージョナルジェット機として「三菱リージョナルジェット(MRJ)」 32機を導入することについて、基本合意に至りました。2021年中を目途にJALグループの株式…
九州工業大学が、はやぶさ2に相乗りして打ち上げるしんえん2は、月よりさらに遠い「深宇宙」と、地球との交信を目指す小型衛星です。主に衛星本体を九工大が、中に載せる通信機器を鹿児島大学がそれぞれ担当し、今週から納入期限の10月末に向けて機体の…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、スウェーデンエスレンジ実験場において、低ソニックブーム設計概念実証プロジェクト第2フェーズ試験(D-SEND#2)の2回目試験を予定しておりましたが、先にお知らせしていた試験期間中に試験可能な気象条件を満たさなかった…
■内閣官房(PDF形式:218KB) 内閣官房からの資料には今後のIGS打ち上げ見通しが記載されています。 光学8号機(平成33年度打上げ見込み):平成27年度開発着手見込み レーダ7号機(平成33年度打上げ見込み):平成27年度開発着手見込み レーダ8…
種子島のマゲシマン様より情報を頂きました。いつもありがとうございます! 8月25日夜半、島内輸送が行われるコンテナ。三菱電機のロゴが描かれており、やはり中身は「ひまわり8号」であろうと思われます。いつもと違ってメーカーロゴ付きなのは、実用衛星と…
ロケットはギアナ時間2014年8月22日9時27分(日本時間2014年8月23日21時27分)、南米仏領ギアナにある、ギアナ宇宙センターのソユーズ射場(ELS)から離昇した。ソユーズの第1段から第3段は順調に飛行し、約9分間にフレガート上段を分離した。 その後、フレ…
爆発したロケットは試作機「グラスホッパー(Grasshopper)」に続く、エンジン3基を搭載した「F9R」試験機。同社の発表によると、試験飛行中に異常が検知されたため、自動的に飛行が中止されたという。試験飛行には米連邦航空局(Federal Aviation Administ…
三菱電機株式会社は、2009年7月に気象庁から受注した静止気象衛星「ひまわり8号」の製造を完了しましたのでお知らせします。「ひまわり8号」は鎌倉製作所から出荷・輸送し、種子島宇宙センターに搬入されH-IIAロケットにて10月7日に打ち上げられる予定です。…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、陸域観測技術衛星「だいち2号」(ALOS-2)により、8月20日未明の集中豪雨により発生した広島市の土砂災害の状況を継続的に観測しています。 観測したデータは災害状況把握や復旧作業等に利用可能な情報として、内閣府(防災…
自民党の宇宙・海洋開発特別委員会(河村建夫委員長)は20日、宇宙開発予算の安全保障分野への活用を増やすよう求めた提言案をまとめた。科学技術振興を主体とした従来予算とは別に、安保や産業振興のための予算も計上すべきだと強調。宇宙開発予算の総額を…
LEONIDASシリーズの第2段「LEO-7」は2012年8月に、第3段の「LEO-1」は2013年9月にそれぞれ試験を成功させており、全3段の固体燃料ロケットの試験が全て成功したことになる。3段を組み合わせて、250〜300キログラムの衛星を地球低軌道に投入することができる…
宇宙機が再突入する際には、帯電したガスが機体からガスバーナーのように炎を吹き上げ、「ブラックアウト効果」と呼ばれる状態が起きる。これを克服するため、BUCシステムはカメラと通信システムが分離した構造とした。赤外線カメラはATVの船体に取り付けら…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成26年8月17日(日)、「スポラディックE層(※1)空間構造の立体観測」を目的とした観測ロケットS-520-29号機を内之浦宇宙空間観測所から打上げ、実験は成功しました。 ロケットの飛翔並びに搭載した実験装置の動作は正常…
はやぶさ2は、同博物館前の宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスで完成に向けて最終段階に入っている。完成後、鹿児島県の種子島宇宙センターに運び込み、H2Aロケットに搭載して11、12月には打ち上げられる。 いよいよ追い込みですね。
GPM打ち上げ時にはあと2年程度と予測されていたTRMMの運用期間だが、このほどNASAのTRMM運用チームは「2014年7月8日、推進剤タンクの圧力計の数値は、TRMMの推進剤が切れたことを指し示した」と公表した。今後は現在の運用高度である402キロメートルの軌道を…
NASAの探査機「スターダスト」が持ち帰ったサンプル採取器から、太陽系外由来とみられる微粒子が7個見つかった。サイズにより組成や構造に違いが見られ、異なる歴史を経てきたようだ。比較的大きいサイズのものは雪のようにふわふわとしたものが多いという。…
スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)社は14日、7月に打ち上げたファルコン9ロケットで行った、第1段の着水試験の様子を、飛行機から撮影した映像を公開した。 また、『フロリダ・トゥデイ』紙などが報じたところによれば、スペース…
小型ソーラー電力セイル実証機IKAROSは、冬眠モード明けの電波を2014年5月に受信してから、7月までデータを取得して状態確認を行ってきました。8月7日に探索を行ったところ電波を受信できなかったことから、予測どおりIKAROSは4回目の冬眠モードへ移行したと…
打ち上げ技術の進歩に伴いJAXAなどのスタッフが減り、来島者数は13年が約27万人と6年連続で減少。就職先が少ないため島外への移転も続き、島の人口は45年前に比べ4割減った。 うーん、前者は結構想像できましたが、それなりに島内需要があっても人口の…
種子島のマゲシマン様より写真を頂きました。本日8月12日、島間港に無事水揚げされたそうです。当初は8月3日の予定でしたが、台風の影響により輸送を見合わせていました。 夏休みということで、見学人も大勢いる中で作業が行われたそうです。夜も更けてきた…
探査機が地球に接近した今年5月、「ISEE-3再起動プロジェクト」はプエルトリコのアレシボ天文台を介して双方向通信に成功した。燃料タンクの圧力低下のため、残念ながらブレーキをかけて地球周辺に留めておくことはできなかったが、惑星間空間観測という新た…
宇宙航空研究開発機構 (以下、JAXA) は、2014年8月10日11時57分頃 (日本標準時刻)、陸域観測技術衛星「だいち2号」(ALOS-2) 搭載のLバンド合成開口レーダ (PALSAR-2;パルサー2) を用いて、平成26年台風11号による豪雨災害に対する観測を行いました。図1に今…
要ログイン記事。前回に引き続き、前プロマネの吉川先生へのインタビュー。吉川先生と言えばサイエンスのイメージがありますが、元々は軌道工学として入って来られたそうです。 今回の記事も非常にボリュームがありますが、今回は特に「はやぶさ2」プロジェ…