2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「はやぶさ」プラネタリウム作品を手がけておられる上坂監督。最後のところ、確かに。自分も種子島まで10数回見に行って、今回が1,2を争うくらい感動する打ち上げだったんですよ。なかなかプロジェクト化が実現しなかった頃からの思い入れとか、悪天候での…
相変わらず鳥嶋さんは読み応えのある濃い記事を書かれます。アンガラロケットの20数年にわたる開発の歴史を紐解いていますが、よく途中で頓挫せずに完成にこぎ着けたと思います。これから着実に実績を積めば素晴らしいロケットになりそうですね。
今年の夏に開催された部会ですが、議事録が公開されていたので。 【郄橋部会長】 そうすると、いずれにしても、ALOS−3が今度光学ということになると思うんですが、それとALOS−2、両方、2基体制で観測していくと、そういう方針なんですね。【山本理事】 はい…
GCOM-Cのミッションマークは、観測対象である雲・エアロゾル(大気中のちり)・植生(森林)・雪氷・海をシンプルに図案化しています。また、基本カラーには日本の伝統色「常磐色(ときわいろ)」を採用しました。常盤色には松や杉などの常緑樹の葉の色のよ…
12月26日、L+(エルプラス)のカウントは23日となりました。 「はやぶさ2」の運用は順調で、探査機の搭載機器の初期機能確認を続けています。この初期機能確認は約3ヶ月間かけて実施する予定です。(12月5日付プレスリリースをご参照ください)。 打ち上げ…
【小樽】第1管区海上保安本部(小樽)は22日、海氷情報センターを開設し、ホームページ(HP)などによる流氷の位置情報の提供を始めた。2011年に観測用の人工衛星が運用停止になり、提供できなくなっていた雲で覆われた海域の流氷情報も3年ぶりに…
アンガラA5は、アンガラ・ファミリーの中では大型機にあたり、現在ロシアが運用しているプロトンMロケットとほぼ同等の打ち上げ能力を持っている。プロトンMは、近年打ち上げの失敗が増えており、また毒性のある推進剤を使っていることや、カザフスタン共和…
政府の情報収集衛星を搭載して来月、種子島宇宙センターから打ち上げられるH2Aロケット27号機の機体が23日、種子島に到着しました。H2Aロケット27号機は23日、貨物船で南種子町の島間港に到着し、機体を2つに分けた状態で陸揚げされました。 …
ある日のこと、NASAは国際宇宙ステーション(通称:ISS)の艦長であるBarry Wilmore氏が「作業にラチェット式ソケットレンチが必要だな」と話しているのを無線機越しに聞き、地球からISSにソケットレンチを送り届けることになりますが、わざわざロケットで送る…
PTI通信によると、宇宙船は高度126キロの上空で切り離され、大気圏に再突入してベンガル湾に着水。ISROは2年以内の有人宇宙飛行の実現を目指しており、今回の成功で道を開いた。 モディ首相は声明で「インドの科学者たちの才能と努力の勝利だ」と…
NASAによると、無人のドラゴン宇宙船を搭載するファルコン9ロケットのエンジンを16日に地上試験した際に問題が見つかった。 スペースXの技術陣が対策を講じる時間が必要なのに加え、年末から年始にかけてステーションとドラゴン宇宙船のドッキングに…
推進剤が尽きるのを待ちながら捨て身の“おまけ”ミッションとして、今年5月〜7月には高度を約130kmまで下げて大気抵抗の調査を実施した。さらに11月末には、わずかな希望に賭けて科学観測が可能な高度に戻すためのエンジン噴射を試みたが、そこで推進剤が尽き…
平成26年12月18日午前11時40分(日本時間)、ひまわり8号によって撮影された画像です。 うおっ来た! 11000x11000ピクセルの高解像度画像が凄まじいですよ。微細な雲の立体感までもがくっきりと浮かび上がっています。「ひまわり7号」から解像度…
おお、外合観測の成果が。 研究チームを率いる今村氏は次のように解説しています。「2011年6月に「あかつき」が地球から見て太陽のほぼ反対側を通過する機会があることに気がつきました。これは一度きりのチャンスなので、太陽風加速の手がかりを得ることを…
RD-181は、Zenitロケットに使用されているRD-171の派生系エンジンで、現在、Atlas Vに使用されているRD-180の改良型エンジンとなる。基本設計は、ロシアの次世代ロケット、Angara(既に初打ち上げ試験は実施済み)に搭載されているRD-191やロシアが韓国向け…
日本の宇宙開発は、次々と無理をせざるを得ないという状況がここ十数年あって。最初のハレー彗星探査機『さきがけ』のプロジェクトは成功しましたけども、次に打ち上げた火星探査機の『のぞみ』は火星の周回軌道に入れませんでしたし、はやぶさの次のプロジ…
キュリオシティー計画に参加する米カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のジョン・グロッチンガー(John Grotzinger)氏は、火星での生命体の確認は大発見となるだろうが、確認されたメタンの急増が火星での生命体およびその痕跡…
同センターの嫦娥3号任務主任設計者の崔雁氏は、「月面着陸からの1年間において、嫦娥3号は13回のスリープとスリープ解除を実施し、夜の極寒環境という試練を乗り越えた。30数回の無線電測量試験において、地上の科学者は処理・分析により高精度の測量データ…
情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、「国立極地研究所」)と独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)は、南極観測船「しらせ」の昭和基地沖への接岸に向けて最適な航路を選択するため、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(以下、「ALO…
要ログイン記事。 小惑星で実地に人工的な衝突を起こすのをカメラで撮影するというのに、インパクター動作の証拠だけというのはあまりにもったいない。もっときちんと理学的な考察に使える観測データを収集すべきだという話になったのです。衝突によって小惑…
打上げ後の経過時間を示す際、運用現場では「Launch(打上げ)」と「プラス○日」を組み合わせて「L+1(=エルプラスイチ)」と表現します(あくまでも一例ですが…)。 今後、「はやぶさ2」の航行ステータスなどをお伝えするにあたり、6年間という長いミッシ…
種子島のマゲシマン様より情報を頂きました。ありがとうございます。 27号機と思われる機体が今月22日にも搬入される模様です。フェアリングは先日搬入されており、来月末の打ち上げに向けて再び忙しくなりそうです。
綺麗な写真が集まっています! 自分のはというと、締め切りを忘れていました…
面白い成果です。 水素に対する重水素の割合がこれほど高いのは「おそらく67Pが、非常に低い温度で形成されたこと、さらには太陽系のごく初期から存在する原初物質である可能性が高いことを意味すると思われる。したがって67Pは、太陽系の46億年前の姿を探る…
おお、ついにお目見えですね。 今回の初打ち上げでは、第3段は同じ寸法、同じ質量の模造品が搭載される。したがって地球を回る軌道には乗らないサブオービタル飛行になる。 またロケットの先端には、ISROが開発中の有人宇宙船の試験機CAREが搭載される。CARE…
Orbital Sciences Corp. announced Tuesday it selected United Launch Alliance’s Atlas 5 rocket to launch a Cygnus space station resupply mission in late 2015 while the company redesigns its Antares booster with a new engine following a catas…
昨日は打ち上げを見送ったばかりですが、本日島を後にします。何しろ今日の午後から仕事が…('A`) 問題は天気。昨日は回復しましたが、今日から再び下り坂。風も再び強くなってくる予報となっています。あまりに強風だとまた先日のように高速船に欠航が出てし…
種子島のマゲシマン様より情報を頂きました。ありがとうございます。12月9日に27号機用のフェアリングと思われるコンテナが水揚げされ、種子島宇宙センターへ搬入された模様です。うーむ、休む間もなくという感じですね。 ちなみにですが、中型射点に放置さ…
1999JU3へ向かう3年半の軌道についての解説。超絶分かりやすいです。
「ニュー・ホライズンズは正常に機能しており、地球から約48億キロ離れた深宇宙を静かに飛行している。だが、休眠はもう終わりだ」。米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)応用物理学研究所(Applied Physics Laboratory)でニュー・ホラ…