火星の生命調査へ 欧州とロシアがロケット打ち上げ [NHK]

カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたのは、ヨーロッパ宇宙機関とロシア宇宙庁が共同で進めているプロジェクト「ExoMars」のロケットです。
このプロジェクトは火星で生命の存在を探ることを目的としていて、ことしと2年後の2018年に実施される2つのミッションで構成されています。今回のミッションでは、ロケットの先端に載った宇宙船が今後7か月火星まで飛行を続け、ことし10月に到着する予定で、陸上探査機を切り離したあと宇宙船みずからが火星の軌道を周回する衛星となり、大気のサンプルを回収することになっています。

ロシアの火星探査は昔からなかなか上手く行かないことが多く、近年では「フォボス・グルント」の失敗もありました。今回は見事に打ち上げに成功したようです。無事に到着することを祈ります!