JAXA河内山治朗理事に聞く 次期固体ロケット(2)〜発展性は確保、部品レベルでH-IIAと共通化 [日経BP]

JAXA理事長突撃取材その2。 これを読むと、河内山氏的には次期固体ロケットの2段式はあくまで基本、最小構成であるらしい。 1段目の推進剤を増強し第3段を付加すれば現行M-Vに匹敵するスペックを実現できるらしいですが、それはあくまで発展型という事でしょうか。 いっそ最初から3段構成で、と思いますが… それだと予算が下りないのかな?
コンポーネントの共通化については「機器ではなく部品レベルでの共通化を図る」そうですが、あえてそう表現するということは機器としては別物? 新規開発に近いことになるんでしょうか。 となると、小型化案は段階的にM-VIに相当するものを作り上げるための方便じゃないかと個人的に思えなくもない感じになってきました。 いずれにしろ、J-Iの失敗についてはかなり懲りているニュアンスなのでいい仕事をしてもらえるよう期待したいところです。