No.1070 :最後のMVロケット [宇宙作家クラブ]

ISASの的川先生が! というかそのシャツwww

「100億掛ければ、MVロケットのコストダウンが出来るんだよ。それだけが心残りで」
MVロケットのコストダウン策は、一段目のケーシングをFRP化することに始まり、いろいろと考えられていたという。聞いて驚いたのは、その結果。
「目標コストは35億円で、軽量化も出来るから、低軌道に3トン上げられることになる」
35億で3トンなら、コスト的に充分世界と戦える!
「でもねえ、もう禅問答なんだよ。MVロケットは高価だから廃止しますって言われるから、100億かければ半額になりますって言っても、いや、MVは廃止してその100億で新型を開発します、その新型が性能低いからMV改良した方がいいんじゃないのっていっても、MVは高価だから廃止しますって、またそこに戻っちゃう」

これはひどい
しかしまあ、次期固体ロケットの開発は現在M-Vロケットの主任を務めている森田氏が指揮を執るとの事なので、なんとかモノにならないかと思う次第。