H2A12号機 光学実証衛星も搭載 [宇宙開発]

宇宙航空研究開発機構は31日、本年度冬期に種子島宇宙センターから打ち上げるH2Aロケット12号機に、情報収集衛星のレーダー衛星2号機とともに、識別能力などを向上させた光学衛星3号機の実証衛星も搭載することを明らかにした。2009年の本体打ち上げに向けた技術検証が目的。
鹿児島市で同日あった、県宇宙空間観測協力会・宇宙開発推進協力会で発表した。打ち上げ日は未定としているが、ほかのロケットのスケジュールなどから2月が有力。
情報収集衛星を運用する内閣衛星情報センターによると、光学衛星3号機は地形の分解能力を運用中の1、2号機の1メートルから数十センチに向上させるほか、姿勢制御など機動性も改善するという。

おお、3年で間に合うのかと思ってたらもう実証機が。 来年初旬にも予定されているH-IIA12号機でデュアルロンチするらしい。 センサーの能力向上とあわせて姿勢制御能力も改善するとのことで、良好ならば現行機を大きく上回る性能が出そうですね。 レーダー衛星3号機の実証は今回の光学3号実証機で兼ねるのかな? そして6号機以来のデュアルロンチとなりますが、今回もモノがモノだけに衛星分離の映像は残念ながら観る事が出来無さそうですね。