種子島:H-IIAロケット11号機・「きく8号」打ち上げ見学日誌

今回の見学にあたり光学12倍ズーム搭載デジカメ「Canon PowerShot S31S」を購入しており、前回の光学2.4倍ズームのデジカメにくらべ実に5倍!であるためかなりいい絵が得られそうで非常にワクテカしております。 できれば動画も撮影したいところで、昨日に引き続きマニュアルと睨めっこ中。
ちなみに前回はドラムバッグが肩に食い込んで非常にハードであったため、弟から旅行カバンを調達済み。

11:00 出発

12時半現在、伊丹空港。 出発時の大阪は前回と同じく晴れで、気温も高い。 さて種子島はどうか…

13:10 飛行機に乗り込む


搭乗機はYS11国内線引退に伴い導入されたQ400という新型機。 よく覚えていませんがYS11よりは静かだったような、でもやはり会話するには辛い程度の騒音。 上空の天候は安定していて、着陸時以外は殆んど揺れませんでした。

14:45 着いた

YS11の時より少し速かったような気がした。 種子島の天気は曇り、夕方になると少し上空の空が覗く。 明日の午前中は晴れ間が見えるという予報ですが午後になるとやはりちょっと怪しいようです。 ベルトコンベアに載って運ばれてきた旅行カバンには「22kg」と書かれたフダが巻きつけられていました。 自分で詰め込んでおいてなんですが、コレそんなにあったんかいw

ネット上で調べた分には空港発のバスは18時前まで無かったので宿の人に送迎をお願いしたのですが、現地の時刻表には15時発がちゃんと載っており皆バスで乗り去っていきました。 宿の場所がよく分からなかったからという事もあるのですが、宿に着いたら新しくなった地域のパンフにしっかり載っておりました。 というか前に泊まった宿と超近所という罠。 夕方までに散策して明日のために道を確認する。

現地のNHKではやはりロケット打ち上げ情報がトップニュースでかなり尺とってます。 ネット環境は宿で確保できたのでガンガン巡回中。 

22:30

打ち上げ隊の人が宿から出撃していきました。 ご苦労様であります。

午後11時に機体移動を行なうかどうかの判断を行なう模様 [宇宙作家クラブ ニュース掲示板]

204にあたって色々と面白いネタが。 天候的には雷の危険性は無いがロケット打ち上げ時のエネルギーにより電荷を帯び落雷が発生する可能性が考えられるそうで、その辺も判断基準になるそうです。
あとやはり最初の加速が凄いらしく、射点の鉄塔を超えるのが従来6秒だったのが今回では3秒になるという話。 ただし全体の飛行計画としてはほぼ従来どおりだそうです。 また、今後打ち上げ予定のSELENEWINDSまではSRB-A4本ではなくSSBが用いられるらしく、しばらく204型はおあずけになる模様。 もちろん、だからこそ見に来たわけですが。