故障情報衛星、復旧「厳しい」・自民合同会議 [日経]

自民党は29日の国防部会などの合同会議で、25日に故障したレーダー型の情報収集衛星について意見聴取した。復旧の見通しに関して小田邦博内閣衛星情報センター所長は「極めて厳しい」と表明。2月に打ち上げたレーダー2号機の運用は5月ごろになる見通しのため、情報収集は当面、高性能の望遠鏡とデジタルカメラで撮影する光学衛星に頼る格好となる。

>>情報収集衛星の復旧 困難に [NHK]

これについて、内閣官房の担当者は、自民党の国防関係の合同会議で、「地上から電波を送るなどして復旧作業を急いでいるが、現状では、衛星が再び使えるようになるのは困難な見通しだ」と述べました。そのうえで、先月、打ち上げた別の「レーダー衛星」の運用を、当初予定していた5月よりも前倒して始めたいという考えを示しました。また、平成23年度に予定されている、次のレーダー衛星の打ち上げの時期を早めることについても検討するとしながらも、大幅な前倒しは難しいという認識を示しました。

うーん、やっぱりあのIGSの情報が出てくるくらいだから相当深刻なんでしょうね。 2月に打ち上げられたレーダー2号機の運用開始を前倒しし、次期レーダー衛星の前倒しも急ぐ事も検討。 レーダー3号機は大幅な性能向上を目指しているので、あまり急がせるのはよろしくないように思います。 やっぱりバックアップ機って重要ですよね。