平成20年度夏期打上げのH-IIAロケットに相乗りする小型副衛星の選定結果について [JAXA]

H-IIA15号機ですかね、来年度打ち上げのGOSATにピギーバックとして相乗りし同時に打ち上げられる小型衛星の選定が完了したようです。 以降も1年ごとに順次打ち上げる予定らしい。 H-IIAによる小型衛星の同時打ち上げは4号機があります。 今回は50cm級のがJAXAのものも含め3基、30cm未満が4基で合計7基。 多いですねw こちらの記事に模型がありますが、この台座の直径が実物では4mあります。

町工場衛星「まいど1号」 来夏に宇宙へ行きまっせ [朝日]

ロシアの打ち上げサービスは地上重量1キロ当たり200万〜800万円程度かかるが、今回は無料だ。

まいど1号は、大阪府東大阪市などの中小企業10社余が大阪府立大学などとともに02年から開発を進めてきた。50センチ角の立方体で重さ約50キロ。宇宙から雷雲の発生を予測したり、安価な衛星技術を検証したりする。

このほかの5基はそれぞれ東京大、東北大、香川大、東京都立産業技術高専、ソフト開発会社ソランが中心になって作るもので、光学望遠鏡による地球の撮影や親子衛星の分離実験などを予定している。

で、今回決定したうちの1つがついに完成する「まいど1号」。 なんか下手したらGOSATが食われてしまいそうな扱いの高さですねw

H2Aロケット:公募の相乗り6衛星決定…来夏に打ち上げ [毎日]

都立産業技術高専の若林良二教授は「打ち上げ費用をどう工面しようかと思っていた。地道に衛星づくりに取り組んでいた成果で、生徒たちも喜んでいる」と話した。

なんせ他国では「1キロあたり200〜800万円」。 国内で無料というのは素晴らしいですね。 活性化に繋がることを願っています。

相乗り衛星の選定結果決まる [はやぶさまとめニュース]

今回搭載が決定した小型衛星の開発元へのリンクがまとめられています。 かなりバラエティ豊かでどれも面白そうです。