鄭東泳氏が公約、2020年に月に衛星打ち上げ [聯合]

鄭東泳(チョン・ドンヨン)元開かれたウリ党議長は4日、2020年に月に衛星を打ち上げることを柱とする「エアー7プロジェクト」を政策公約として掲げた。

鄭元議長の報道資料によると、2020年に月を旋回する衛星を打ち上げ、ロボットを利用した月の無人探査に着手する計画だ。2025年からは月の表面に科学基地「広開土基地(仮称)」を建設し有人探査に入るとした。

また、現在は先進国が占める大型航空機市場に対し、ニッチ市場としてヘリコプターをはじめとする中小型の大衆航空機の開発や、空港と管制システムの先進化により、韓国を中小型大衆航空の北東アジア拠点に育てる方針を明らかにした。

鄭元議長は、韓国は航空宇宙産業のような技術集約型でシステムが総合的な産業に秀でているが、北朝鮮と相対する状況では活性化できないと指摘した。南北問題が解消されれば、北東アジアは世界最大の航空宇宙需要の場になるという。今着手しなければ日本と中国が空を支配し、韓国は地と海を這うことになるかもしれない、と強調した。

実現するかどうかはともかく、国が明確な目的を提示して盛り上げるのはちょっと羨ましいなあ。 ちなみに日本は1970年に初の衛星打ち上げに成功して、15年後の1985年には2機の探査機(さきがけ・すいせい)でハレー彗星探査に成功していますので、2020年に月周回衛星というのはわりと余裕のあるスケジュールだと思います。 有人はおいといてw
あと、ちょっと調べてみると、「さきがけ」って1999年まで運用されてたんですね。 ISAS謹製の科学探査機って時々妙に長持ちですねw