技術試験衛星「きく8号」、防災訓練参加へ [AstroArts]

昭島市福生市武蔵村山市羽村市・瑞穂町が合同で行う総合防災訓練に参加する。

きく8号」は、テニスコート1面分のアンテナを2つ備え、高速通信を中継する実験衛星。災害時の迅速な情報伝達を実現することが最大の目的の1つで、地上の小型携帯端末からも信号を送受信できる。今回の防災訓練参加は、「きく8号」の性能実験であるとともに、市民へのデモンストレーションの場でもある。

訓練では、被災地の被害情報や避難状況が「きく8号」を介して対策本部に伝えられる。また、訓練のようすを撮影した映像を伝送したり、2つの会場間で音声通信を行うデモンストレーション実験も行われる。

受信側大型アンテナの低雑音増幅器がショートした「きく8号」ですが、表立っては初めて実験を行なうようです。 特に続報が無かったという事はショートした機器が復帰していないということだと思うので、その場合使用できない大型受信アンテナの代わりに地上側でパラポラなどの代替装置を使用することになりますが、そのへんどうなってるんでしょうね。 具体的に代替措置がどのように実施されているのか気になります。