日中の月探査衛星に優劣なし、各国の協力が重要―北京市 [RecordChina]

ほぼ同時期に日本と中国の両国が月探査衛星を打ち上げたことで、中国では“日中の月探査競争”に注目が集まっている。しかし欧陽氏は「同じ月探査衛星といっても両国の目的は違う」と指摘した。

月の立体図の作成、月表面の元素分布、月周辺の空間環境の調査など共通する任務もあるが、主要任務はかぐやが重力分布の調査を行うのに対し、嫦娥一号はマイクロウェーブによる月土壌の特性と厚みを調べることになっている。

欧陽氏は「アメリカであれ日本であれインドであれ、月探査を行う各国はそれぞれの知恵と独創性を持っており、各国が協力して月調査を進めることが重要だ」と指摘した。

確かに、日本はどちらかというと科学観測が主眼ですが、中国は早くから資源利用に重きを置いてシリーズを進めていますね。 アメリカなんかは基地建設のためのデータ収集がメインですし。 各国どのような調査結果が上がるか楽しみであります。