「きぼう」船外設備を報道陣に公開…筑波宇宙センター [読売]

公開されたのは、五つの部位で構成される「きぼう」のうち二つの部位。宇宙空間に観測の機器を直接さらす設備である船外実験プラットホーム(長さ5・6メートル、幅5メートル、高さ4メートル)と、そこに備え付ける機器を米スペースシャトルで運ぶ際の土台になる船外パレット(長さ4・2メートル、幅4・9メートル、高さ2・2メートル)。いずれも、来春に米ケネディ宇宙センターに搬送され、2009年3月にもISSに運ばれる見込み。

これらの船外設備は、宇宙から降り注ぐエックス線の観測や、放射線が飛び交う環境で電子部品の劣化の程度を調べる実験などを行う。船外の設備をのぞく「船内実験室」などはすでに米ケネディ宇宙センターに運ばれており、来年2月と4月に米スペースシャトルでISSに運ばれる

3つに分けて打ち上げられる日本実験棟はまず「船内保管室」が来年2月14日、続いて「船内実験室」と「ロボットアーム」が4月、この「船外実験プラットホーム」が09年3月が最短の打ち上げ予定となっており、こららの組み立てミッションにはそれぞれ日本人宇宙飛行士が参加することになっています。 が、ヨーロッパ実験棟の打ち上げが推進剤センサの異常のため来年1月に打ち上げが延期されたため、2月の打ち上げに影響が出そうで心配であります。