中国の月観測衛星「嫦娥1号」、月の全周観測活動をほぼ完了 [Technobahn]

中国政府の宇宙機関となる国家航天局（CNSA: China National Space Administration）は7日までに、昨年10月に打ち上げた中国初の月観測衛星「嫦娥1号」を用いた月の全域のマッピング活動がほぼ完了したことを発表した。

全球マッピングが完了したらしい。　しかし去年以降画像がとんと出てきませんね。　今後科学者向けに公開されるらしいですが。

■嫦娥2号の打上げは2010年に延期 [sorae.jp]

中国初の月周回探査機「嫦娥1号」の総設計者である叶培建氏は6月3日、捜狐新聞のインタビューを応じ、「嫦娥2号」に打ち上げについて、2010年に延期するだろうと答えたようだ。

インタビューの中で、叶氏は「どうせ打ち上げるなら、最も良い打ち上げにしたい。今は（嫦娥2号）の打ち上げを急ぐよりも、より良い軌道に投入したい」と述べ、打ち上げ延期を示唆した。

「嫦娥2号」の打ち上げについて、これまで中国中央電視台（CCTV）などが、2009年内に実施されると報じていたが、捜狐新聞の今回の報道によれば、どうやら2010年内に延期される可能性が高いようだ。

「嫦娥2号」は「嫦娥1号」とほぼ同等な機体で、同じように月を周回する探査機だが、より高解像度のCCDカメラや性能向上した3Dカメラを搭載し、「嫦娥1号」よりも低い軌道で、詳細な観測が可能だという。

嫦娥1号とほぼ同型の2号は2年後の2010年に打ち上げらしい。　これは例の、予備機を改造するやつですよね。　どのくらい解像度が向上するんでしょう。