米空軍の次世代スペースシャトル「X-37B」とは? [Technobahn]

当初、11月にはNASAの月観測衛星「ルナ・リコネッサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter)」の打ち上げが予定されていたが、この打ち上げ予定が来年に延期されたことを受けて、急遽、11月の打ち上げのペイロードがLROからX-37Bに変更になったことが、今回、急にこのスケジュールが発表となった要因となる。

へえ、というかLROが来年打ち上げに延期してた事も初めて知りました。

アトラスVの打ち上げ能力は低軌道に約20トン。X-37の重量は5.4トン(これはESAのATVやJAXAのHTVなどと比べても半分近い重量となる)となるため、X-37には単純計算では15トン近いペイロードを搭載して打ち上げを行うことが可能となり、物資輸送能力はATVやHTVを大幅に上回るということになる。また、再突入可能なため、可用性や運用コストもATVやHTVよりもはるかに効率的となる。

え? いやでもこれ全長8.38mで胴体の直径もかなり細いんですけど、これにどうやって15トンも搭載するのかとw あと、往還システムを積んでる分だけ当然ペイロード比も落ちると思いますよ。 もちろん持ち帰りについては効率が上がりそうですが。 あと記事ではLROの延期によってX-37B打ち上げが決まったみたいに書いてますが、他の記事を読むとどうやら国防総省からの要求でNASAが打ち上げ枠を譲ったそうです。