ダイヤ型小惑星「シュテインス」、欧州宇宙機関が画像公開 [読売]

欧州宇宙機関(ESA)は6日、探査機「ロゼッタ」が撮影した小惑星「シュテインス」の画像を公開した。

火星と木星の間に浮かぶ小惑星の姿は、まるで婚約指輪などに用いられるブリリアントカットのダイヤモンドのよう。研究者たちのため息も聞こえてきそうだ。

地球から3億6000万キロ・メートル離れたシュテインスの直径はわずか5キロ・メートル弱。約800キロ・メートルまで接近して撮影した今回の画像では、何かに衝突して出来たとみられる直径約2キロ・メートルのクレーターや、七つのクレーターの連なりも観察された。

小惑星は大きな惑星と比べ、重力や熱などによる組成の変化が少ない。初期の太陽系の活動の痕跡をとどめている可能性があり、各国で研究が進む。日本の探査機「はやぶさ」も2005年、小惑星イトカワ」への着陸に成功している。

おお、フライバイ撮影成功。 この小惑星の大きさは「イトカワ」の約10倍の5kmほどあるそうですが、いやあ未知の天体ってのはやっぱ見るだけでも面白いものですね。 「ロゼッタ」はこのまま通り過ぎ、その後2014年にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星にランデブーしローバーを彗星表面に着地させる予定だそうです。
以下のリンク先で通り過ぎざまに撮影された画像が公開されています。