小室容疑者を5億円詐欺罪で起訴 3千万円で保釈 [朝日]

大阪地検特捜部は21日、音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)=東京都港区=ら2人を、うその著作権譲渡話を持ちかけて兵庫県芦屋市の男性投資家(48)から5億円をだまし取ったとされる詐欺の罪で大阪地裁に起訴した。特捜部は、小室容疑者が20億円以上の借金の返済に追われ、知名度と複雑な音楽著作権制度を悪用して詐欺行為を主導した、と判断した。

大阪地裁は保釈を決定。大阪拘置所大阪市)を出た小室容疑者は「できることなら音楽でまたがんばっていきたいと思います」と語った。保釈保証金3千万円は、妻桂子さん(36)や、小室容疑者の楽曲を販売してきた「エイベックス・グループ・ホールディングス」(東京)の支援で全額納付した。

ともに起訴されたのは芸能事務所「トライバルキックス」の監査役木村隆容疑者(56)。一方、同社社長(45)は利得がなかったとして不起訴処分(起訴猶予)とした。

顔色良さそうで安心した。 というか何だか憑き物が落ちたような感じで。 周りのヤバイ事まで洗いざらい話したみたいなことも聞くので、身辺には注意して欲しいですね。 ところで一緒に起訴された木村氏の保釈は無しでしょうかw

正門を出ると、報道陣のカメラに向かって何度も腰を折り、頭を下げた。「お騒がせしました。音楽でまたがんばっていきたいと思います」。うっすらと涙を浮かべていた。集まったファンから「がんばれよ」の声が飛んだ。

小室被告保釈金に妻のKEIKO奔走 [日刊スポーツ]

保釈保証金は3000万円。小室被告には10数億円の借金があるといわれ、起訴後、保釈請求しても保釈保証金を用立てができないとの声もあったが、妻のKEIKOが奔走。小室被告が楽曲提供していたエイベックスも「当社に多大なる貢献のあった方。今の状況は当社にとっても大変忍びなく、再起していただくきっかけになれば」と救いの手を差し伸べた。代理人弁護士も1部負担し、全額納付された。

小室被告は調べに「返済期日が迫り、何としても金をつくらなければ破産すると思った」と供述、起訴事実を全面的に認めている。また「生活が豪華になり、金がどんどん入る中で、裸の王様になった」と話しているという。拘置所生活ではかつての栄光の日々を振り返り、後悔と反省の気持ちを強めた。

魚嫌いの偏食を知っている根強いファンからの差し入れが相次ぎ、拘置所の食事はあまり食べなかったようだ。拘置所からは差し入れの衣類やお菓子が詰まったとみられる段ボール3箱が運び出された。弁護士は差し入れに「小室被告が本当にうれしいと話していた」と明かした。

逮捕時は憔悴(しょうすい)しきっていたが、時間がたつにつれ、晴れ晴れとした表情も見せるようになった。借金の返済に追われる日常から解き放たれたことに「逮捕されて、むしろよかった」と打ち明けたという。さらに「人生を振り返るチャンスを被害者に与えてもらい感謝している」と、前向きな気持ちを見せた。

小室被告は27日に50歳になる。「軽々しく歌詞に使っていた『チャンス』という言葉の重みを、これからは認識する」と話したというが、被害金を弁済できるめどは立っていない。さらに、公判では罪を認めているとはいえ、実刑となる可能性も高い。保釈されたとはいえ、いばらの道が続くことになりそうだ。

ニュース見てたら、ファンへ一言と言われて何か喋りたそうにしながら車に連れられていってちょっと笑った。 ファンがだいぶ色々差し入れしてたみたいですね。 実刑は避けられないようですが、音楽しかない人なので何年かかってでも再起を待ちたいと思います。