宇宙基地向け無人貨物船公開=来年9月、H2Bで打ち上げ−つくば [時事]

国際宇宙ステーション(ISS)に水や食料、実験機器などを運ぶ無人貨物船「宇宙ステーション補給機HTV)」の1号機が組み立てられ、茨城県つくば市の筑波宇宙センターで25日、報道陣に公開された。試験を経て来年4月に鹿児島・種子島宇宙センターに運ばれ、9月ごろに強力なH2Bロケットで打ち上げられる。
HTVは直径4.4メートル、長さ10メートル、重さは6トンの荷物を含め16.5トン程度。地上と同じ1気圧の空気がある部分と、宇宙空間にさらされる機器を積む部分がある。ロケットから分離後、自力でISSに接近し、ISSのロボットアームで接続される。帰りはごみが詰められて大気圏に突入し、燃え尽きる。
宇宙航空研究開発機構の虎野吉彦マネジャーによると、HTVはISSの姿勢制御装置や大型バッテリーも運べるため、米スペースシャトルが2010年に退役した後の活躍が期待されている。

宇宙ステーション向け無人補給機「HTV」を公開 宇宙機構 [日経]

HTVは食料や大型の実験装置などを国際宇宙ステーションに運ぶ補給機。観測装置「SMILES」は、超電導技術を使ってオゾン層に含まれる微量分子を宇宙から高感度で調べる。HTVに搭載して宇宙ステーションまで運ばれ、日本の実験棟、「きぼう」の船外に取り付けられる。

全モジュールが結合されたHTVがプレス公開されたようです。 こちらも順調に仕上がっているようですね。