Opera、“Opera Turbo”機能を搭載した「Opera 10」の正式版を公開 [窓の杜]

Opera Turbo”機能を有効にすると、Webページを表示する際に一旦同社のサーバーで画像の画質を低くするなどデータを圧縮してから受信する仕組み。ブロードバンド環境ではかえって表示に時間がかかるが、携帯端末を使ったダイアルアップや混雑している公衆LAN回線などでは威力を発揮するだろう。

また、タブバーを下へドラッグして拡張することで、タブに表示中Webページのサムネイル画像を表示する機能が追加された。そのほか、登録したWebページを新規タブへサムネイルで表示してすばやく移動できる“スピードダイアル”機能で、表示するサムネイルの数を4〜25個まで切り替えたり、背景に任意の画像を表示するといったカスタマイズが可能になった。

さらにレンダリングエンジンが更新され、Web標準への準拠が進んだ結果“The Acid3 Test”で100点満点を達成しているほか、Gmailなどのリソースを多用しているWebページを表示する際のレンダリング速度が40%以上向上したという。

β版から追っかけてるんですが、Carakanはもうちょっと先ですね。