2009-09-03 ISSに巨大スペースデブリが接近、今度はESAのロケットの残骸 [Technobahn] 宇宙開発 国際宇宙ステーション(ISS)に対して巨大スペースデブリが3日にも3キロメートルの距離まで接近することが2日までにNASAの発表により明らかとなった。NASAでは今のところ、再接近時でもデブリとの距離は十分に空いているとしており、ISSの軌道高度を変更するなどの待避行動はとるつもりはないと述べている。今回、ISSに再接近することが明らかとなったデブリは3年前にESAが打ち上げた民生用としては世界最大となるAriane 5ロケットの残骸。NASAではデブリの大きさは19平方メートルだと述べており、過去にISSと接近遭遇を起こしたデブリとしては史上最大規模のものとなりそうだ。 うむ、こういうのでISSの軌道修正が必要になった場合にはH-IIBの打ち上げ時刻が微妙に調整されたりするんですよね。 関連:スカパー!衛星打ち上げ時の残骸がISSに接近中 [sorae.jp]