宇宙飛行士候補、新たに1人 海上自衛隊医師の金井さん [朝日]

宇宙航空研究開発機構は8日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する新たな宇宙飛行士候補に、千葉県出身の医師で海上自衛隊第1術科学校広島県江田島市)所属の1等海尉金井宣茂(かない・のりしげ)さん(32)を選んだと発表した。同日午後に金井さんが会見する。宇宙機構が選んだ日本人の飛行士・同候補としては11人目になる。

金井さんは宇宙機構が昨年から行っていた宇宙飛行士選考の最終審査に残り、今春、全日本空輸(ANA)の大西卓哉さん(33)と航空自衛隊油井亀美也さん(39)が飛行士候補に決まった際、補欠に選ばれていた。

宇宙飛行士候補に海自医師の金井さん採用へ [産経]

宇宙機構は昨年、10年ぶりに飛行士候補を募集。963人の応募者から油井さんと大西さんを選抜したが、人数不足になったら補欠を追加採用するとしていた。

「宇宙医学で貢献を」=追加採用に「やった」−新飛行士候補の金井さん [時事]

薬剤師の父の影響で医師を目指した金井さん。宇宙飛行士を意識したのは、自衛隊に入り、ダイバーの任務を支える潜水医学を勉強するようになってからだといい、「閉鎖環境の中での健康管理や生理的な変化を勉強していくと、宇宙医学と共通する部分があった」と説明した。尊敬する先輩飛行士を問われ、「同じ医師の向井千秋さん」と答えた金井さんは、自身が目指す宇宙飛行士像について「何か一つ秀でている飛行士。『このミッションは金井でないとできない』と言われる飛行士になりたい」と力を込めた。

おめでとうございます! 潜水艦乗りですか。閉鎖環境という点では宇宙滞在とかなり共通点がありますね。