7倍高速化したJavaScriptエンジンを搭載した「Opera」v10.50の正式版が公開 [窓の杜]

昼間出掛けて夜帰ってくる前にRCが2つくらいと、あと正式版も出ていた件。

Opera Software ASAは2日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の最新正式版となるv10.50を公開した。最新版の主な変更点は、JavaScriptエンジンをこれまで搭載されていた“Futhark”から新たに開発した“Carakan”に変更したこと。同社によると、これによりJavaScriptの実行が約7倍高速化されたという。また、独自開発のベクターグラフィックスライブラリ“Vega”も搭載され、OpenGLやDirect 3Dによるハードウェア支援を利用した描画が可能。

さらに、ユーザーインターフェイスも一新され、標準ではメニューバーが非表示になった代わりに、ウィンドウ左上に追加された大きなOperaロゴマークからメニューバーと同等の機能をもつメニューを表示可能。また、Windows Vista/7のAeroデザインに対応し、一体化したタイトルバーとタブバーや、ステータスバーを半透明で表示できるようになった。

そのほか、履歴を一切残さずにWebページを閲覧できるプライベートブラウジング機能も追加されたほか、Webページの拡大・縮小表示ができるスライドバーを、ステータスバーから表示できるようになっている。また、HTML 5やCSS 3などにも対応し、“video”タグや“audio”タグなどをサポートした。編集部で試用したところ、Ogg Theora形式の動画やOgg Vorbis形式の音声をプラグインなしで再生できることを確認した。

pre-alphaが出てから2ヶ月ちょいという意味不明な速さの開発スピードでした。多分欧州のブラウザ選択対応に間に合わせるためだと言われてますが、まあ多分今回も最終的に安定するのは10.52くらいでしょうかw タブのD&Dは右クリックでドラッグしSHIFT押しながらドロップで対応出来ますが出来れば早く左クリックだけで出来るようにして欲しいですね。あといつものフォント回り。それ以外は概ね安定して動いてます。「世界最速」を謳うだけあってサクサクしたブラウジングが楽しめていますが、Chromeもまた追い上げてきてるので今後の切磋琢磨にもまた期待したい所です。