堀江貴文氏ら、北海道で小型ロケットの打ち上げを計画 [sorae.jp]

おお?

北海道宇宙科学技術創成センターHASTIC)は3月9日、小型ロケットの開発を促進するため、「火薬を推進薬として使用しない」小型ロケットを対象に、打ち上げサービス業務の受託を開始すると発表し、堀江貴文ライブドア社長が所有するSNS株式会社が2010年内にも委託し、小型ロケットを打ち上げる計画があることを明らかにした。

SNS社は2003年に設立され、アルコール(エタノール)と液体酸素の組合せを推進剤とする小型液体ロケットを開発している。2007年に千葉県でロケットエンジンの開発と試験を進めていたが、試験規模の拡大により、2009年春にCAMUI型ハイブリッドロケットの研究開発で知られている株式会社植松電機の協力を得て、開発拠点を北海道に移した。北海道に移った後、燃焼試験を繰り返し、現在では第三号ロケットエンジン(500kgf級)の開発も開始しているという。

sorae.jpの2009年7月の取材に対し、堀江貴文氏は「僕たちが作っているのはV2ロケットのコピーです。多段式(理想は3段)で、初段には炭化水素系の燃料+液体酸素のエンジンを載せます。コンセプトは低コスト+シンプルだから、多少効率が悪くてもいいと思います」と答えていた。

SNS社は早ければ2010年内にもHASTICに委託し、最初の打ち上げ試験を実施する。打ち上げの場所については、CAMUIロケットと同じ、十勝管内大樹町を検討している。堀江貴文氏はこれまでもロケットエンジンを開発していると発言してきたが、情報が公開されたのは今回が初めて。

堀江さんがなんかロケット作ってるって話は最近聞きましたが、なんとCAMUIロケットを作ってる植松電機やHASTICとつるんでやってたようです! 驚きましたけどなんか納得ですねえ。現在開発中なのが500kgf級と本格的ですし、これはかなり面白そうです。
以下のリンク先には90kgf級エンジンの燃焼試験動画もありますよ。