真央が逆転V 世界フィギュア、日本勢初のアベック優勝 [朝日]

やあ良かった。バンクーバーの時に失敗したジャンプをきっちりこなして完璧な演技でした。これで男子の高橋選手と共に世界選手権で日本人ダブル優勝。凄いですね。おめでとうございます。

フィギュアスケートの世界選手権最終日は27日、当地のパラベラ競技場で女子のフリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で2位につけていたバンクーバー冬季五輪銀メダルの浅田真央中京大)が逆転で2008年大会以来2度目の優勝を果たした。男子は同五輪銅メダルの高橋大輔(関大大学院)が優勝しており、世界選手権で日本勢が初めて男女そろって優勝した。

同五輪金メダルの金妍児キム・ヨナ)(韓国)が2位。安藤美姫トヨタ自動車)は4位に入り、鈴木明子(邦和スポーツランド)は11位だった。

真央「ほぼ完璧」、五輪雪辱果たし会心の笑み [読売]

SPでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足とされ、フリーでは「迷い」が心配された。しかし、浅田真央は動じなかった。1回目は難なく成功。2回目は回転不足を取られたが、その後はミスがなかった。演技終了後は、今季はほとんど見られなかった会心の笑みで、喝采(かっさい)に応えた。

宿命の「真央・ヨナ」対決を分けたのは、パーフェクトを求める心だった。五輪で世界最高記録を塗り替えた女王ヨナは、燃え尽きたからか体調も万全でなかった。浅田は朝の公式練習でも、最後まで一人、自身の滑りを確認し続けていた。

「今季は1度もフリーを完璧(かんぺき)に演じてない。納得のいく滑りをして終わりたい」。トリノ入りして、そう繰り返した浅田。五輪の疲れは言い訳にしない。理想だけを追う真摯(しんし)な思いが、宿命対決の明暗を分けた。

今回見事に雪辱を果たしたわけですが、相変わらず奇っ怪なジャッジあり。今回も真央選手はショートとフリーで計3回のトリプルアクセルを跳んだんですが、そのうち2回で回転不足判定。フリーでは2回目の3AがDGされたようです。動画で見る限りどちらも踏み込み→着氷で1/4足りているように見えましたが。まあ判定は判定として、全体としてはミスなく演技をこなしてプログラムは完璧だったと思います。キム・ヨナ選手はフリーでも精彩を欠いて、前半は良さそうでしたが後半に入ってなんと転倒、あとアクセルもすっぽ抜けてました。が演技構成点のほぼ全ての要素で真央選手を上回りフリーのスコアは何故かトップ。安藤選手も大きなミス無く滑っていましたが随分抑えられていましたね。あのスコアには真央選手も思わず顔が曇ってましたし釈然としないものが相変わらず残りますが、演技自体は堂々優勝でした。