KSAT交信成功 鹿児島大地上局から [南日本新聞]

鹿児島人工衛星開発部会は1日午後10時半すぎ、5月21日に種子島宇宙センター南種子町)から打ち上げられ、所在不明だった鹿児島人工衛星(KSAT)との交信に成功した。
開発責任者の西尾正則鹿児島大学教授によると、同大学の地上局からの交信に成功したのは6月1日午後10時35分から10時37分までの計5回。受信した電波が(1)KSATが発する波形とほぼ同じ(2)KSATが電波を発する間隔と同じ約25秒置き−だったことから、KSATからの電波と判断した。
交信した時間帯の位置は鹿児島の南南西約600キロの高度300キロ。KSATの打ち上げ直後、地上局が電波受信をしたとみられていたが、異なる電波の可能性があるとして西尾教授らが翌日の22日から地上局のアンテナの調整を続けるなど、追跡作業を続けていた。西尾教授は「衛星の産声を聞いた。宇宙で動いていることを証明できてうれしい」と話した。

おおおおー! 打ち上げから10日、ついにやりましたね! 良い笑顔。