講演会:JAXAの小田さん、宇宙でのロボットの重要性−−高松で /香川 [毎日]

 小田さんは県出身。世界初のロボットアームを搭載した衛星で、衛星同士のドッキングを行った「おりひめ・ひこぼし」計画を提案し、開発や実験運用を担当した。

 小田さんは危険を伴う宇宙飛行士の船外活動などを支援するロボットの重要性を説明。12年には、自在に伸び縮みするアームと、内蔵したひも(テザー)を使って移動し、これまでにない広い活動範囲を実現する可能性のあるロボットの実証実験(REXJ)を国際宇宙ステーションで行うことを紹介した。

小田さんは「こうのとり」(HTV)の前身であるETS-VIII「おりひめ・ひこぼし」プロジェクトの中核を担った方で、今はあのREXJに携わっておられるそうです。現役バリバリで何よりです。このプロジェクトも大変面白そうなので期待。