本日のイカロス君 2011.06.28

この6月は週末を除いてほとんど,風車効果でスピンレートが下がるのに身を委ねる
風まかせの運用となっています.
定常運用開始後のスピンレート履歴をグラフにしてみると,
そろそろこの先が不安になる傾きをもっています.
現在約0.2rpm,スピン1周に5分近くかかっています.

とうとう0.2rpm! ホント一体どこまで狙ってるんでしょうw

もちろん,数値シミュレーションなどを使って,
どのスピンレートで膜面がどのようにたわむのか予測はしていますし,
どこまでスピンレートを下げてもよいのか,という検討もしています.
ですが,結局のところいちばん自信を持って答えられるのは,

「わ・か・り・ま・せ・ん!」

という一言です.
理論を実証するための実験というよりも,現象を知るための実験ですので
ここはお許しいただきたいと思います.
「何が起こるかわからない」ということは,やってみた結果は貴重な知見となります.

頻繁に撮った画像を送っているのもそこをしっかり見るためですよね。膜面は今どんな風になってるんだろ。