ロケット打ち上げ 8月に種子島、9月は内之浦 鹿児島県宇宙協力会で報告 [西日本新聞]

 鹿児島県宇宙開発推進協力会(会長・丹下甲一副知事)は14日、鹿児島市のホテルで会合を開き、宇宙航空研究開発機構宇宙機構)が8月28日に種子島宇宙センターからH2Aロケット19号機を、9月11日に同県肝付町内之浦宇宙空間観測所からS520ロケット26号機を、それぞれ打ち上げると報告した。

 宇宙機構によると、S520−26号機は宇宙との境界に当たる地上80−300キロの大気の動きなどを調べる。条件が良ければ、観測用に放出されるリチウムが赤く光って見える「宇宙花火」を地上から肉眼で眺めることもできそうだ。

 宇宙機構はほかにも発射日は未定ながら、本年度内にH2AH2Bの大型3機と観測2機のロケットを打ち上げたいとしている。

 また、開発中の次期固体燃料ロケット「イプシロン」を2013年度にも打ち上げる内之浦宇宙空間観測所については、今月から再整備の基本設計に着手したことを明らかにした。既存の設備を最大限活用し、過去に使っていたM5ロケット発射台を改修するという。

着々と進んでいますね。
んでこの「宇宙花火」、4年前にもWINDというミッションで行われ、なんと大阪からも見えました。今回もいい天気になるといいなあ。