ベール脱いだ情報収集衛星、18日打ち上げ 大震災で“秘密主義”緩和 効果をアピール [産経]

 内閣情報調査室は大震災の2日後、情報収集衛星の画像などを基に、岩手県から福島県までの津波浸水域を示した「被災状況推定地図」を作製。関係省庁や現地対策本部に配布した。

 福島第1原発周辺も撮影して画像を官邸に提出。菅直人前首相は「分かりやすかった」と述べたという。ただ、画像や撮影日時は非公開。衛星の性能や軌道情報が漏れると、北朝鮮などの監視対象に手の内を明かすことになるからだ。

 情報収集衛星北朝鮮による平成10年のテポドン発射を機に導入された事実上の偵察衛星。大規模災害への対応も目的とされたが、「本当に災害時に使っているのか」と疑問視する声が上がっていた。同調査室内閣衛星情報センターは「これほどの大災害なので、情報保全とのバランスを考慮して公表した」と説明する。

まあ、薄皮一枚剥けた程度という感じですが。

後継のレーダーは年内に3号機、来年度に4号機を打ち上げる予定

お、やはり年末までにもう1回打ち上げがあるようですね。これは見に行きたい。