「水が下に落ちるの新鮮」…古川宇宙飛行士帰国 [読売]

古川さんが地球帰還後の初帰国。

 地球帰還の直後は重力酔いに悩まされたが、「(重力で)水が下に落ちるというのが新鮮で、たまったお湯に気持ちよく漬かり、日本人だなと感じた」と笑顔を見せた。子どもたちには「色んなことに興味を持ち、夢へ向かって一歩踏み出す努力を」とエール。日本の宇宙開発には「独自に有人宇宙機を開発できれば素晴らしいと思う」と語った。

古川さん 次の宇宙飛行に意欲 [NHK]

宇宙での滞在中、古川さんは、乗り物酔いに似た“宇宙酔い”にかかったことなど宇宙での出来事をインターネットのツイッターで積極的に発信しました。医師でもある古川さんは、「多くの宇宙飛行士は宇宙酔いは格好悪いとして、あまり話したがらないが、私の場合は自分の体に起こっている変化を皆さんに伝えたかった」と話しました。

古川宇宙飛行士:帰還直後に「地球酔い」…都内で記者会見 [毎日]

 自宅のある米ヒューストンで、無重力下で落ちた筋力を取り戻すリハビリに励んだが、宇宙では床と天井の区別がなかったため、「空間の認識が変わって上下左右がすべて相対的になり、不思議な感覚になった」という。だがそれに慣れて「地上で宇宙と同じように体を斜めにしたら、倒れてしまった」とユーモアを交えて語った。

 また映像で実験や生活など滞在中の様子も紹介。掃除機の付いたバリカンで散髪し、歩かないため足の裏の皮がめくれたことも明かした。宇宙航空研究開発機構JAXA)によると、足の裏への刺激が減るため皮膚が軟らかくなり、本来積み重なって硬くなる角質層がはがれる現象という。

 それでも、ISS滞在について、「あと数カ月はまったく問題なくいられたと思いますし、もしいていいよと言われたら喜んで承諾した」と次回の飛行に意欲をみせた。

リハビリは順調そうですね。宇宙酔いの話も非常に解りやすくて良かったです。確かになかなかそういう話は聞きませんでしたしね。