JAXA、「こうのとり」3号機について説明 - 国産化が進み「開発が完了」 [マイナビ]

大塚さんのナイスレポ。

記者からの質問が多く、注目度が高かったのが再突入データ収集装置。これには2種類あり、米国製の「REBR(Reentry Breakup Recorder)」は2号機にも搭載されていたが、今回初めて国産(IHIエアロスペース製)の「i-Ball」も搭載される。

これらの装置は、再突入時の温度、加速度、角速度、位置(GPS)などのデータを取得することが目的。こうしたデータを分析し、どう壊れてどう落ちたのかを詳しく知ることができれば、燃え残った部品が落下する範囲の予測精度が高まり、事前に通告する警戒区域をもっと狭くすることができるようになる。

航空機や船舶を使った再突入の直接観測には大きな費用がかかるため、これまで実施してこなかった。3号機でもそれはないが、i-Ballの搭載によって、これまで取得できなかった低高度でのデータも得ることができる。i-Ballはパラシュートを開いて海面に着水し、衛星通信で取得したデータを送信する。

やはりこれが興味深いですよね。うまく画像撮れるといいなあ。あと、この説明会は例によってニコ生中継があったんですが、まだタイムシフト見れてないんですよね。座談会の準備で時間が… 時間できたらまた文字起こしでもしてみようかと思います。