宇宙ステーション補給機(HTV)などの宇宙機が大気圏に再突入する際のデータを収集する装置「i-Ball」を開発 [IHI]

お、IHIから発表があったようです。

 宇宙機などが大気圏に再突入する際,耐熱性の高い部品などは燃え残り,部品の一部が海上に落下します。これまでは部品の落下位置が正確に把握できなかったので,安全確保のために航空機や船舶の立ち入りを広範囲にわたり制限していました。「i-Ball」で落下位置などのデータを収集することにより,より正確な落下位置を把握することが可能となります。

確かに落下範囲の誤差を含めると航空機や船舶でアタリを付けるだけでも一苦労です。「はやぶさ」のカプセルは真っ逆さまな角度でしたが、地球周回軌道からの離脱だと比較的緩やかというのもあるかもしれません。


i-Ballは本日(6/26)にIHIエアロスペース富岡事業所から種子島の射場に発送されました。HTV3への搭載は射場作業... on Twitpic

白い穴がベントホール(反対側にもう一つある)、その右の赤いのが電源スイッチ、そのまた右がショートプラグ、ケーブルがついてい... on Twitpic
柴田さんが細かくレポって下さっています。外部カメラ用USBが良い味出してますねw

「こうのとり」 大気圏再突入を撮影する 「i-Ball」 −IHIエアロスペース、装置を公開 [日刊工業新聞]

名前は 「Eye ball(目玉)」 に由来する。

てっきりIHIの「I」かと思ってたのに、意外とそのままだった! でも納得w