ETS-VII「きく7号」を撮影

別名おりひめ・ひこぼし。以前からずっと狙っててなかなか成功しなかったんですが、今朝の可視パスでやっと撮れました! 

ISO3200・5秒露出で合成。薄雲が出ていてそのまま比較明合成すると酷い事になったので、写っている部分だけ合成しました。なんかツギハギですがちゃんと写っていてよかったですw 明日の朝はもうちょい天気良さそうなのでまたチャレンジしてみようかと思います。
ちなみに「きく7号」は自動ランデブ・ドッキングやロボットアームなどの技術を習得するための技術試験衛星。1997年に打ち上げられ、「おりひめ」「ひこぼし」という2機のターゲット・チェイサー機に分かれており、数度にわたり離れてはくっつき離れてはくっつきを繰り返しました。ちょうど10年前の2002年10月に運用を終了し、現在は2機がくっついたまま低軌道を周回しています。その技術はHTV「こうのとり」や「きぼう」ロボットアームなどで実用化されています。現在は高層大気による抵抗で徐々に高度を下げ、そう遠くない時期に大気圏再突入すると言われています。



ちなみに酷い方の写真はこちら。