第13回宇宙科学シンポジウムのアブストラクト [ISAS/JAXA]

そして今日・明日と開催される宇宙科学シンポジウムも外せません。こちらもすでにアブストラクトがアップされ始めています。詳細はまだですが、SPICAが気になりますね。2012年度はリスク低減フェーズで2013年度にプロジェクト化する目標。打ち上げは2022年と当初目標から随分ずれ込みそうですね…。またASTRO-Hは来年春までに構造試験を実施。
はやぶさ2のONC-W(可視光広角カメラ)は1mの距離まで焦点が合うのでタッチダウンの瞬間も狙えるそうです。あとLIDARによるダスト観測なども。分離カメラの名称はDCAM3-D?
さらに木星トロヤ群サンプルリターン! 300kgほどの子機に多段階展開可能なブーム型セイルを搭載しタッチダウンを敢行するという検討を行っているそうです。凄いなあこれ。ブーム固定なのでスピン安定・3軸姿勢制御どちらでもいける模様。
「かぐや」のデータはLROやチャンドラヤーンの観測データも活用し更に精度向上。HDTV映像はサイエンスレベルでオンラインアーカイブ化を進めているそうです。
うむ、詳細のアップが楽しみです。