ロケット爆発、堀江元社長「失敗です」 [十勝毎日]

 今回のロケット「ひなまつり」は全長4.1メートル、重量98.5キロ。エンジンの推力を前回(昨年7月)の2.5倍(500キロ)にし、発射後の機体が真っすぐ進むかどうかなどを確認することになっていた。

 ロケットは午前7時35分ごろに着火したが、発射せず、約15分後に爆発、炎上した。関係者によると、加圧装置のトラブルで、着火後に酸素と燃料がロケットの推力を生む燃焼室に十分に送り込まれず、機体の下部が燃え落ちた後、機体の中部にあった酸素と燃料が漏れ出して引火したとみられる。

 打ち上げ業務を受託しているNPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC、札幌)の伊藤献一理事長は「トラブルはあったが、独自に設けた事故想定と安全対策で実験を安全に終えた。次に生かしたい」と振り返った。

どうやら文字通りの「外部燃焼」という表現に近い状態だったようですね。