ASEANに日本製衛星、多国間で情報共有 [読売]

 政府は、日本が中核となり東南アジア諸国連合ASEAN)の各国と連携して地球観測衛星を運用するネットワークを構築する方針を固めた。

 ネットワーク構築により、1基しか衛星を持たない国も多くの情報を得られるようになる。日本製の衛星の輸出増につなげるとともに、各国から得た情報を米国と共有し、日本周辺のシーレーン海上交通路)や尖閣諸島沖縄県石垣市)の海洋監視の能力を強化できる利点もあると判断した。

 ネットワークは日本と日本から衛星を購入した各国で構成する。参加国は各国が保有する衛星から得られた情報を共有できるため、画像を高い頻度で撮影できるようになる。収集された情報は地図の作成や海洋、火山、森林などの監視、農地の管理に利用される見通しだ。

日本の観測衛星システムを導入すれば多国間観測網で共有できてお得という話ですかね。