こうのとり4号機を公開 [NHK]

国際宇宙ステーションに物資を運ぶためことし8月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる宇宙輸送船「こうのとり」の4号機が現地で報道陣に公開されました。

4号機は宇宙ステーションに物資などを届けたあと、不要になった船外の装置を初めて積み込み、機体と一緒に大気圏に突入させ燃やして廃棄する計画です。
宇宙航空研究開発機構田中哲夫宇宙船技術センター長は「打ち上げに向けて確実な作業を続けることが重要になってきます。確実に打ち上げて、国際宇宙ステーションの活動に役立てたい」と話していました。

JAXA:こうのとり4号機を公開…8月に打ち上げ [毎日]

 公開された4号機は直径約4メートル、全長約10メートルの円筒形。日用品や食料の他、日本の実験棟「きぼう」用の冷凍・冷蔵庫などの物資5.4トンを運ぶ。

 キロボは身長約34センチ、体重約1キロ。日本語で会話する小型ロボットで、今年冬から日本人初の船長としてISSに長期滞在する若田さんの“話し相手”となる予定だ。

 4号機は、機能試験や大部分の物資の搭載を終えており、今後、ロケット結合の準備などを経て最終段階に入る。今回の打ち上げ費用は約140億円という。

うむ、順調に組み上がったようですね。また記者説明会によると、前回の3号機でISSのロボットアームからの放出時にHTVに加速度が付いてアボートが行われた件についても言及があり、把持する箇所の解放手順を改善することで対処するそうです。今回も搭載されるi-Ballは与圧部の温度や圧力を計測する機能を追加。