世界の海を24時間監視 政府、専用衛星9基 海賊・津波に対応 [日経]

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 9基の衛星を軌道をずらして打ち上げ、相互補完をして地球全域をカバーできるようにする。いずれも熱源感知できる衛星で、夜間監視も可能。今までの政府の衛星システムは1日8時間弱しかカバーできなかった。

 内閣府が2014年度予算の概算要求に300億〜400億円計上する方針。衛星は1基あたり約200億円。13年度中に実験衛星2基を打ち上げ、詳細な画像撮影などの性能を検証。開発を加速し、順次打ち上げる。

うーん、前にも似たような話はありましたが、低軌道の衛星群からの画像で得られる頻度・解像度の違法船舶情報ってそこまで有用なんでしょうか? 国内なら哨戒機の方がよほどリアルタイム性が高そうですし、海外まで手広くやるとなるとかなりリソースが大変でしょう。ただでさえ準天頂押しまくっているのに。まあまずは実証という話ですし、ASEANで共有というのは悪くなさそうにも見えますが。


Twitterでの情報によると、宇宙政策委員会 宇宙産業部会 第3回会合 議事次第資料3-2や、衛星測位利用推進センター第11回衛星測位と地理空間情報フォーラム(1) G空間(地理空間)情報活用推進のプロジェクトについてなどがこのニュースのソースですかね。