H-IIB4号機/「こうのとり」4号機 打上げ前 Y-1ブリーフィング 起こし

例によってNVSさんの中継から勝手に起こさせていただきました。ありがとうございます。プレスキットはこちらに最新版がアップされています。

ブリーフィング

MHI並河
打ち上げ準備状況。H-IIB機能7月12日までに完了。7月21日までに結合完了。HTVカーゴ搭載7月28日までに完了。打ち上げ時刻は2013年8月3日午前4時48分46秒。
3日13時から機体移動。19時30分にターミナルカウントダウン作業開始判断。推進役充填は21時から。打ち上げ60分前からターミナルカウントダウン作業を開始。
打ち上げ後飛行計画。打ち上げ後約15分後に分離。1周回後に2段の制御落下。
天候判断、非常に良い天気。今夜からも明日にかけても同じように推移し晴れ時々曇り。

JAXA田中
4号機特徴 基本的に変わらないが利便性向上。最終的に16tの重量。打ち上げ後予定。ISSでのアームによる把持は9日金曜日20時29分頃予定、結合は翌朝4時頃。9月5日にISSから分離予定、その後9月7日頃に再突入。搭載品の3/4がNASA等の国際物資、残りが「きぼう」関連。i-Ballや電位計測装置搭載。


質疑

H-IIB民営化 日本人向け物資への思い
今号機が初の民営化 ますます重要な使命 必ず成功させたい。
―体制は
民営化後従来と同じ。
―今回打ち上げ最終判断はMHI。基本的に作業は変わらないが権限を持つことで変化は
技術的には全く変更無い。取り巻く状況、担当部分が増えたので判断に関わる手続きは我々が行う形になった。
H-IIA H-IIB海外の衛星 どのように考えているか
戦略的なものなので一概に言えないが、ロケットのバリエーションが増えるということなので受注が計れるのではと期待。
―レイトアクセス
保冷BOXは打ち上げ直前まで温度管理。カメラや民間の利用物資、マイクロサット 既に搭載。
―ロケットに関して自立性確保、打ち上げ回数で信頼性向上などあると思う。課題・克服などどういったところがあるか
まず自立性ということについては年間通じて安定的な打ち上げ基数確保、4機程度を希望しているが今後可能かどうかには至っていない。国の衛星をまずしっかり上げていきたい。商業受注をと思っているが現状契約には至っていない。まず現在予定しているのをしっかり上げることが第一歩。
―若田さん向け物資は
特に若田さん向けは聞いていないが、別途お答え
―夏休みということで宿が埋まるほど見学者が来るが、見所など
昼間であれば晴天の中で、夜であれば満天の星空の中で 今の天気予報なら星空の中に かなり長い間軌跡を終えるのではと思う。