JAXA、災害監視衛星を高度化−観測幅50km・分解能80cm [日刊工業新聞]

 開発費は打ち上げ費用を含めて300億円程度。2017年度の打ち上げを目指す。レーダーを搭載し13年度に打ち上げ予定の陸域観測技術衛星「だいち2号」と組み合わせて高頻度の観測ができる。

 JAXAが開発するのは「広域・高分解能観測技術衛星」。重さ約2トン、観測装置として高分解能の光学センサー2機を載せる。高度約600キロメートルに打ち上げ、地球を南北に周回しながら地表を撮影。

 飛行中に衛星の真下を撮影するセンサーと、斜め後ろを撮影するセンサーを持ち、真下を撮影するセンサーを使い、分解能80センチメートル、観測幅50キロメートルで地表を撮影する。

こりゃあどう考えてもいわゆるALOS-3ですよね。概算要求でもガッツリ盛り込んできましたが、通る見込みが付いたんでしょうか。