東北大から超小型衛星を搬送 雷神2、種子島向け [47NEWS]

 H2Aロケット24号機に、陸域観測技術衛星「だいち2」と相乗りして5月に打ち上げられる超小型地球観測衛星「雷神2」が5日、開発した東北大(仙台市)から鹿児島県南種子町種子島宇宙センターに向けて搬送された。

 雷神2は縦、横、高さとも50センチ、重さ43キロほどで、3種類のカメラと高精度の望遠機器を搭載。撮影できる画像はこのクラスの衛星で世界最高という。文部科学省の予算約3億8千万円を活用し、東北大と北海道大が2009年から開発を進めた。

 地震津波などに伴う地形の細かな変化や、農作物の生態を観測できる。09年に打ち上げた超小型衛星「雷神」を引き継ぐ。

今日のサイエンスゼロでも取り上げられていましたが、ポインティング立体視したり波長可変フィルターでマルチスペクトル観測したりとかなり盛り込んでいて気合の入った衛星ですね。もちろん「スプライト」の観測もあります。