目指すは月。世界初のピンポイント着陸へ!? [三菱電機 from ME:DSPACE]

 そもそも日本は2007年に打ち上げられた月周回衛星で月の詳細な科学観測を行い、続く着陸ミッションに向けて着陸技術やロボットによる移動探査技術、2週間続く月の夜に探査機をサバイバルさせる越夜技術などの研究を蓄積していた。そしてJAXA独自で無人月面探査実施を検討していたところ、2013年初めにNASAから「月の水・氷の調査を行う世界初の月極域着陸ミッション(RPM Resource Prospector Mission)で、着陸機を提供してもらえないか」という打診が あったのだ!

 現在は2019年の打ち上げに向けて、具体的な協力の可能性や日本のミッションを搭載できないか検討中だ。日本単独で月着陸ミッションを行った場合、打ち上げ費を含めて約490億円の予算が必要になるが、日米協力が実現した場合、アメリカがロケットとローバーを提供する可能性があり、日本の負担は半額程度になる見込み。

あ、やっぱりランダーはJAXA開発なんですね。一方打ち上げとミッション部をNASAが提供するとなると、これはプロジェクト化が通る可能性は高くなりますね。うーん楽しみすぎる。