「怖い。だから訓練する」自衛隊出身の宇宙飛行士、油井亀美也さんが語る“星の世界への期待” [産経]

 「有人宇宙開発は非常にお金がかかっており、成果を出さねばというプレッシャーがある。世界中の人に必要だと理解してもらわないと、私たちの活動は未来につながらない。例えば、もし私が何かに失敗して宇宙開発全体が停滞したら、全人類の未来の芽を摘んでしまうのではないか。ただ、怖いのは別に悪いことではない。失敗が怖いなら、失敗しないよう自分の技量を高めて訓練すればよい。何か分からない漠然とした怖さでも、その原因を調べると結局、課題が見えてくる。怖さがあって、一生懸命訓練している」

有人の場合、第一線に身を置く宇宙飛行士の技能がミッションの成否に直結しますからね。もちろん飛行士がしっかりミッションをこなせるよう設計しサポートする地上スタッフがいますし、より直感的なチームプレーが可能なのも有人の強みですね。