衛星も「オール電化」へ=新エンジンで競争力−6年後打ち上げ目指す・JAXA [時事]

 計画では、イオンエンジンより大きな推力が見込める「ホールスラスタ」と呼ばれるタイプを採用。電気推進エンジンとして世界トップクラスの推力を目指す。
 打ち上げは21年度、現在開発中のH3ロケット2号機を予定している。鳩岡さんは「電気推進は必ず手に入れないといけない技術。新しい技術を開拓していくので、技術者としては非常にやりがいがある」と話している。

オール電化といえば以前Falcon9で打ち上げられたABS-3Aなどにイオンエンジンが搭載されていましたが、こちらはホールスラスタで行くそうです。國中先生も将来的にはより大推力を望めるホールスラスタを実現したいと話されてましたし、いよいよ日本としても本腰を入れていくようです。