師走なのに“夏日”…12月の東京で観測史上最高

4日夜から5日午後にかけて、広い範囲で台風並みの暴風に襲われた日本列島。東京・大手町ではこの日午前6時20分ごろ、瞬間最大風速40・2メートルを観測し、従来の記録38・2メートル(昭和54年10月19日)を更新。千葉市ではその20分後に風速47・8メートルを観測した。
この風で、関東地方はおおむね朝方から晴れ、暖かい南西風に日差しが加わり気温が上昇。若者が半袖シャツで街を歩き、子供たちが水遊びに興じるなど、師走とは思えない光景が展開した。
都内では大手町で12月の観測史上最高気温となる24・8度を記録。過去の12月の最高気温は、平成2年12月1日の台風一過で観測した23・5度だった。青梅市では26・2度、八王子市は26・0度を記録した。

なんだよこの入道雲