ウィニーで患者の個人情報が流出 鳥取赤十字病院

鳥取市鳥取赤十字病院(福島明院長)に勤務していた男性医師(31)の私有パソコンから、小児科の患者63人分の診療記録がインターネット上に流出していたことが1日、分かった。研究用として私的に作った記録で、ファイル交換ソフトWinnyウィニー)」のウイルスに感染したのが原因とみられる。同病院の内部規定には、医師が患者のデータを研究に使う際の情報管理について明文化していなかったという。
同病院によると3月30日、匿名の通報で流出が判明した。03年4月から1年間勤めていた小児科医が保存していた入院患者のデータで、63人分のうち36人分は実名、そのほかはイニシャルや診察券の番号だった。
データには患者の生年月日や入退院の時期、病名、医療内容と検査結果のほか、発熱や下痢などの詳しい症状、薬の処方、家族の病歴も記載されていたという。

俺の生まれた病院のことかーー!!