「はやぶさリリンク」:午後3時からの記者会見

探査機はやぶさのスラスター不具合は未だ解消されていないようです。 複数あるスラスター(A系統・B系統)のうちB系統にてリークが発生したものの本来であればA系統のみで姿勢制御が可能なはずが、A系統の一部で凍結とみられる現象が発生し十分な推力が得られないためセーフモードからの回復に苦闘している模様。 片方の系統だけでさらに一部が凍結しても他のスラスターで推力が得られる設計だが何故かそちらもパワーが出ず、そもそもこのスラスターのある部分は現在太陽に面しているため極端に温度が下がることは考えにくいとのことで、未だ原因不明。 現在NASAの70m級アンテナのヘルプを打診しているらしいですが、こちらもなかなか混み合っています。 12月の帰還タイミングを逃すと、次は4年待つことになる模様。 最後の最後まで一筋縄ではいきませんねー(;´Д`)
軽量化のためにソーラーパネルやら通信用アンテナやらが当初は可動設計だったものが非可動に変更された事がここにきて大きなネックになろうとは。 どうにか持ち直して欲しいものです…