衛星「だいち」に不具合 送信データ一部欠ける [共同]

だいちが取得した動画データを直接地上局に送ると、一部が欠落し、動画に線状のノイズが入るという。受信した8回のうち完全な形で受信できたのは2回。平均では95%の受信率だが、最もデータの欠落が激しいケースでは約80%しか受信できなかった。

だいちが地球を観測して取得するデータは主に、データ中継技術衛星「こだま」を経由して送る予定で、今回不具合が見つかったのは、データを直接地上に送るバックアップ用の回線。宇宙機構は主回線に影響がないかどうかも調べている。

JAXAによると、「地上設備の受信・復調系との間で時々同期が外れ、一部データが欠損する事象」だそうです。 ソフトウェア的な問題なら今後最適化していくのでしょうか。