日本人を旅券不携帯の疑いで誤認逮捕 埼玉県警川口署 [朝日]

同署によると、25日午後7時40分ごろ、市内の交番の警察官が徒歩でパトロール中、路上を歩いていた女性が視線をそらし、警察官を避けるようなそぶりをしたため、職務質問した。外見が東南アジア系の外国人のように見えたため、警官は「日本人ですか」と質問。女性は「日本人です」と話したが、警官が再度国籍を確認したところ、答えなかったという。このため、同署に任意同行を求めて事情を聴いたが、女性は何も話さなかったという。

同署は、女性に「身元が確認できないと逮捕します」と伝えても黙ったままだったため、国籍不明のまま逮捕状をさいたま地裁に請求し、26日午前5時15分ごろ逮捕した。

ところが同日午後になって、女性が日本語で自分の名前や年齢、家族の名前を書き始め、母親から身元が確認できたため、午後7時20分、釈放したという。所持していた封筒は、母親の勤め先のものだった。母親は「娘は人前では緊張して話ができなくなる」と同署に話しているという。

これを読むとどっちもどっちというような気もしてきますが、コミュニケーションが成り立たない場合を想定した捜査方法は無いものか。